今日は、香港旅行の話をちょっと。
私、そもそも南国リゾートが大好きなんですが、とにかく時間に追われることなく適当な時間に目を覚まし、プールサイドでダラダラと本でも読んで、頃合い見て街をぶらつきビールで喉を潤す、お腹が空いたら適当に食べて、マッサージ店でちょっと揉んでもらって、またビールを飲んで・・みたいな、徹底的にグータラして良い雰囲気が大好きです。
高い旅費を払って、ダラダラと”何もしない” 贅沢、これが最高です。
そんなダメ人間の私ですが、だいぶ前のゴールデンウィーク、思いつきで香港に行って来ました。いつもの海外とは違った「徹底的に観光地を歩き倒す香港」旅の記録です。
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香港は深夜1時頃・・
深夜1時頃、香港に到着。
ホテルは、香港島の外れ「ノースポイント」というエリア。ここは駅が近いのと値段が安いのが売りの古びたビジネスホテル風情。レストランはなく、これといったサービスもない、ただただ寝るだけのホテルでした。
ホテルの近くに飲食店がいっぱいあり食事に困らないはずのエリアですが、深夜の到着ということもあって、開いているお店がなく、しばらく徘徊してやっと見つけたお店が観光客は決して入らないようなディープな食堂でした。
緑島家常菜
”グリーンアイランドの家庭料理”って感じか。
閉店間際だったのでしょうか、お客はほとんどいない。
メニューを見て早速注文
香港人ってみんな英語を喋ると思っていたのですが、ここの若い店員は英語が全くダメなようで、中国語でガシガシ何かを言ってくる。何を言っているのかわからず、注文に四苦八苦。結局のところ「お米食べる?」ってことを仕切りに言っていたことがわかり、あと乾杯ビールをゲットして、空腹を満たす。
お味はごく普通の地元の中華。普通に美味しかったです。
今回の旅の目的はひたすら歩いて有名な観光地を巡ること。
・百万ドルの夜景
・香港ぽい街並み
・香港ぽいお寺
この辺は押さえておきたいところ。
とりあえずこの日は移動の疲れをとるため、ホテルに帰って就寝する。
香港島散策・・
香港は、中国の特別行政区で、中国本土側の九竜半島と香港島、付属小島群からなります。私のホテルは香港島側。まずはこの香港島から歩きます。
ホテル近くの公園。
やっぱり朝から太極拳をやっているんですね。日本のラジオ体操的なイメージで良いでしょうか。
ザ・ホンコンな街並み
いかにも香港なイメージの2階建トラム。
一息入れておビールを。
タイムズスクエア内のお店で小籠包。
文武廟
出典:http://wlcreative.com
文神と武神が祀られた香港最古の道教のお寺です。
有名な百万ドルの夜景を見るためにピークトラムに乗ってビクトリアピークへ。
中環とビクトリアピークを結ぶピークトラムはこんな感じ。有名な観光地なので、トラムは大変混み合っていました。
往復料金45HK $(現在)(1HK $=14円くらいとして、630円ほど)
マダムタッソー内にブルース・リー先生がおりました。
香港に来たら来ないわけにはいきません。もちろん”百万ドルの夜景”です。
世界でも有名な夜景が楽しめるスポットですから、大変混み合っておりましたが、なんとかベストポジションを確保し暗くなるのを待ちます。
ちょっとガスっているか?
美しい・・
確かに世界三大夜景でした。
函館の夜景も綺麗だなと思っていましたが、香港には負けましたね。
ちなみに函館の夜景・・
これはこれでやっぱり綺麗かな・・
とにかく夜景はなぜか見入ってしまう美しさ。見入ります。
さて、函館はおいておいて、香港です。夜になりやっぱりおビールが飲みたくなったので、蘭桂坊(ランカイフォン)に出向きました。
ナイトライフのメッカといえばここです。とても賑やかな夜の街。バーが所狭しと並んでおります。ビールはちょっとお値段高めな感じがしましたが、歩き倒した疲れ、蒸し暑い気候、賑やかな雰囲気につい飲み過ぎてしまいます。
九龍半島側散策・・
スターフェリーに乗って九龍半島側に渡りました。ちなみに九龍半島と香港島の行き来は地下鉄でも行けます。
チムサーチョイプロムナードにあるブルースリーの銅像越しの香港島のビル群。超かっこいい。
手形は「燃えよデブゴン」ことサモハンキンポーのもの。
旅人のバイブル小説「深夜特急」でも出てきた重慶大厦(チョンキンマンション)です。
九龍のネイザンロード沿いの街のど真ん中にあります。ショップやレストラン、バックパッカー向けの激安ゲストハウスが入っている雑居ビルです。
物騒な噂が絶えない危険なところというイメージだったので、ビビりながら入って見たのですが、結構普通の雑居ビルといった感じで、危険な香りはしませんでした。ゲストハウスの方は見てないのでわかりませんが。
一応ペニンシュラホテルも見て来ました。
館内に入ってすぐにある「ザ・ロビー」。
人気の伝統的なアフタヌーンティーが超有名なスポット。アフタヌーンティー目当てのお客が列を作っていて、元来の行列嫌いな方でとてもその列に並ぶ気になれず、アフタヌーンティーはやめました。
「すべての望みを叶えます」と謳う黄大仙廟。パワースポットです。
黄仙人を祀るこの寺院は風水に基づいた構造をしていて、幸運を求める人々でいつも賑わっています。
女人街
お祭り騒ぎです。
九龍半島側から見た香港島の夜景。
超綺麗です。毎晩8時から香港の大規模な光と音のナイトイベント、シンフォニー・オブ・ライツが開催されます。音楽に合わせて色とりどりのレーザービーム光り輝き、ビルのイルミネーションも点滅します。
まとめ
香港はコンパクトにまとまった小さな大都会。公共交通機関は整備されていて、地下鉄、トラム、フェリーでだいたい有名な観光施設に行くことができます。
治安も良い方でしょう、夜間歩いていても危険な感じはしませんでしたし。
街並みは「いかにも香港」って感じの歴史のある雑然としたところや、綺麗な新しい施設が入り混じる独特の雰囲気があって、ショッピング、食事も楽しめる素敵な観光地だと思いますし、夜景は確かに素晴らしい限り。行く前のイメージ通りの街でした。
ただ旅の目的って人によって様々。
観光地巡り、土地の美味しい食、ショッピング、現地の人との触れ合いなどなど。私の場合、たいして買い物はしないし、食事もこだわりはない方。そういった意味で行くと今回の旅先「香港」は、私の旅の趣旨に反する場所。
それが良いって言う人も多いのだろうけど、私には何だか忙して逆に疲れてしまいました。歩き回り過ぎたので毎日足が痛くて痛くて。
都市観光も悪くはないけど、私にとっては、やっぱり南国リゾートでのんびりする方が性に合っていると再認識する旅でした。
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