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日本と我が家の似たような問題・・
英科学誌ネイチャーに、日本の科学研究がこの10年間で失速していることを指摘する特集が掲載されておりました。
日本の科学技術関連予算は、世界と比べると圧倒的に少なくて、日本の研究者による論文発表数が減少しているんですって。反面、お隣中国ではお国をあげてこの分野の成長のためにガンガンと予算が組み、その潤沢な資金を使ってバンバン研究できるってことで、世界の優秀な研究者が集まっているんだとか。
さすが勢いのある中国です、すでに成熟した低成長国家の我が日本とは違いますね。
このニュースを読んで、ふと私の家の同じような問題のことを思い出しました。
それは娘の教育問題なんですが。
約半年前に、小学生の娘が「やりたい」と言うから、ベネッセのチャレンジタッチというタブレットを使った通信教室を始めました。
引用:ベネッセ
最初は物珍しさやゲーム感覚で勉強できるので、割と楽しくやっていたんですが、時間の経過とともに少しずつやる回数が減っていき、最近なら全然やらない日も。
「あれ?今日やった?」なんて質問したら
「はぁ・・(溜息)・・・、今からや・り・ま・す(溜息)・・。」
超面倒臭そうに答え、いやいやながらやる姿を見ていると超腹が立ちます。イヤイヤやるくらいなら辞めちまえ!と心の中でイラつく私。
毎回毎回やれと言うのも疲れるもの。
そもそも自分でやりたいと言ったくせに!
しかもタダじゃない、お金払ってこんなイヤな気分になるくらいなら本気で辞めたらいい思う日々が数ヶ月ほど続き、一応契約期間満了の6ヶ月が経ち、更新かやめるかの選択時期となりました。
私たち夫婦としては、一択の”終了”で心が決まっていました。
そもそも自分から意欲的にやるなら身にもなろう。でも親に言われてイヤイヤやるくらいなら、全く意味がない。
やらされている感ではダメ。
やり続けていたら、そのうちもしかしたら、どこかのタイミングで急に意欲的に頑張り出すかもしれない。無駄かもしれない投資でも、いつか花咲くときがくるかもしれないのです。
やるならいい、でもやらないならお金が無駄だし・・(結局はこれが1番の理由ですが)。
お金があれば、無駄なことかもしれなくても、その可能性に投資してみることができる。でも、今の我が家にとって無駄だと思われるところに投資するのは無理。
娘の自己肯定感、可能性・・、でも明らかに無駄だし・・なんて悩みながらも、なんだかんだ理由をつけて、結局辞めることにしました(”させた”と言った方が正しいか)。
「下手な鉄砲も数打てば当たる」方式で、どんどんチャレンジし成長していく中国と、チャレンジする前から「それは無駄っしょ~」と諦めてしまう日本。
我が家と日本の姿勢がかぶる・・。
悩む。これで良かったのか?
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