豊平区平岸(ひらぎし)という町には、とっても小さい標高89mのお山「天神山」があります。何故かこの山、札幌50峰の一つに数えられているんですよね。
天神山周辺は市街地化されていますが、山一帯は緑地公園になっていて、色とりどりの花々が咲き誇る、とても気持ちの良い公園なんです。
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公園の案内図です。駐車場がありますので車で来ても大丈夫です。
緩やかな斜面を登っていくとキレイな芝生の広いスペースがあります、ここや更にもう少し登った展望広場からは札幌市街や藻岩山がキレイに見えます。ここの斜面は冬に子供がスキー練習をよくしておりました。私も若い頃はスノボ用のジャンプ台を作って滑って遊んでいました。
さらに登っていくと、山頂には「相馬神社」や「天神山アートスタジオ」、その前には日本庭園があります。
アートスタジオです。国内外のアーティストが滞在しながら創造的活動を行える施設。北海道や札幌の書籍が揃う図書コーナーや交流サロンがあり、無料で利用できる施設です。
この緑地内には「平岸天満宮」と「相馬神社」という二つの神社があり、一応、相馬神社のあるところが、天神山の山頂となるようです。
登山タイムは5分ってところでしょうか。改めてこの山、なんで札幌50峰なんでしょうね?
話は変わり、私は犬を飼っていました。”いた”という過去形、そうです、約2年前の夏、ペットロスしました。
家族と愛犬で近所の盆踊り会場に行く途中、自分を犬だと思っていないわが愛犬は、いつものようにすれ違う犬に喧嘩を売り、元気ハツラツ、意気揚々と走っていたのに、途中で急に歩かなくなり、肩で息をしはじめ、そのうちその場から動けなくなりました。
こんなことは初めてででした。
歩けないので抱きかかえ、家に戻り、程なくして、家族みんなの目の前で息を引き取ってしまいました・・。
もう少しで12歳の誕生日を迎える初老のメス犬で、加齢とともに病院にかかる頻度が増えて来て、少しずつ衰えてきていることはわかっていたのですが、こんなに呆気なく別れの時が来るとは家族全員だれも思ってもいませんでした。
翌日、火葬場に行き、自慢であったモフモフした体毛は焼かれ灰になり骨だけに。
あまりにも急に私たちの前からいなくなってしまいました。
犬を飼う多くの人が経験する愛犬の死。ペットロスは辛いですね。
犬がいる生活は心が豊かになります。いなくなると、ポッカリと心に穴が開いたようでとても寂しいです。
彼女が元気な時は、抜け毛の掃除は大変だし、興奮して吠えるし、運動が大好きで、雨の日も雪の日も、台風が来ようとも散歩に連れ出さないと機嫌が悪くなるので、この天神山緑地を一緒に毎日散歩したものです。
愛犬が亡くなってからは、公園に行く用事がなくなり、すっかり足が遠のいていたのですが、久しぶりに緑地内を散策してみたら、花や緑が咲き乱れ、改めて素敵な公園だと感じました。
私と犬と天神山。
私にとっては、愛犬と毎日歩いた思い出がつまった山(公園)です。
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