登山靴にはゲイターを付けましょう
だいたい山に入ると、石ころや砂などが靴の内部に侵入して汚れますし、雨水や草つゆで濡れ靴の内部がビチョビチョになることもあります。
靴の中の不快感は、それだけで、テンションが下がります。
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以前登った雨の富良野岳登山の時は、靴はゴアテックス素材であっても靴の履き口から雨が侵入して靴の中が大変なことになって痛い目にあったこともあります。(私の雨対策が最悪だっただけですが)
(関連)山を舐めるなよ。暴風の富良野岳登山で雨対策の重要性を認識したのだ。
そんな靴の中の汚れ、浸水予防のための道具が「ゲイター」です。
「ゲイター」とは、子供達が雪遊びする時に使う脚絆(キャハン)のことなんですが、靴の中に雪やゴミ、石などが入り込まないようにするものです。
昔は「スパッツ」というのが一般的だったようですが、「スパッツ」というと、芸人のエガちゃんをイメージしてしまいます。
その影響があってかどうかは知りませんが、今は「ゲイター」の方が一般的になってきております。ちなみにゲイターとはフランス語の「ゲートル」からきているんですね。
ゲイターの種類、使い分け
ゲイターには、脛まであるロングタイプと、足首までのショートタイプ、その中間のセミロングタイプなどがあります。
サイズについては、靴のサイズ以外にふくらはぎのサイズをある程度測定しておいて自分にあったものをチョイスしましょう。
ショートタイプは、その名の通り短いゲイターで、足首だけを覆うものです。主に夏山での使用タイプです。
雪山では当然ですがロングタイプを使いますね。で、その中間がセミロングタイプとなります。
ショートタイプは蒸れの心配がないので、ナイロン製で十分でしょうが、ロング、セミロングについては蒸れ対策として、ゴアテックスのものが良いでしょう。
ISUKA GORE-TEXライトスパッツFZ(S)
私の「ゲイター」はこれです。
FZは、F=フロント、Z=ジップ。ジッパーが前にあるタイプです。
ジッパーが前にある方が多少扱いやすいです。後ろでも大して問題ないですが。
素材はGORETEX。蒸れ対策ですね。
北海道の春登山は、雪解けで登山道がグチョグチョなことが多いので、「ゲイター」が活躍してくれることでしょう。
明日は天気が良いので、山行ってきます!
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One Reply to “男の山道具 ゲイターについて”