「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」松尾芭蕉
1689年(元禄2年)松尾芭蕉が、立石寺を参詣した際に詠んだ有名な句です。
立石寺は890年開山というとっても歴史のあるお寺。ゴールデンウィークの仙台滞在ついでに、ちょっと足を伸ばして、仙台から電車で約一時間の小旅行に行ってきた。
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JR仙山線山寺駅を降りると、すぐ目の前の断崖絶壁の木々の間からお寺が見える。本堂へ向かう道にはたくさんのお土産屋さんや食事処があり、つい目移りしてしまうが、じっくり見るのはあとにして、まずは名物「力こんにゃく」
これを食べてこれからの山登りの力を蓄えるのが礼儀か。
石段は1000段あり、この石段を一段一段登るごとに煩悩が消滅していくとのこと。
昔の人は本当にすごいと思う。なぜ、こんな山の断崖にお寺を作ろうと思ったのか。自然の巨大な岩を削ってくり抜いて上手に使っている。
ここがゴールの奥の院。
所々にトイレや売店があり、ゴールの「奥の院」には、念のためAED設置されているようで、もしもって時も安心だ。とっても良い天気で、桜や椿の花がとってもキレイに咲いており、この絶景とともに堪能できた。
板そばに瓶ビール
登って降りて約一時間ほどか。下山後、名物の蕎麦を食べることに。
まず、飲み物を頼んだら、お通しにさくらんぼの漬物がついてきた。さくらんぼの漬物は初めて食べたが、味は梅干しっぽい感じで、さくらんぼの甘みもしっかり残っていて美味しかった。
板そばと天ぷらそばに瓶ビール。
足がプルプルしてくる、ちょうど良い疲労感の中、空腹の胃袋に瓶ビールがしみる。
昼間のビールは、美味い。
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